オーナーの想いを形にしたバームクーヘン

『人生のあたたかい場面には、いつもバームクーヘンがある。』
オーナーは、故郷山口で幸せな場面に彩りを添えるお手伝いをしたいという想いのもと、バームクーヘン専門店を開業しました。
全国を飛び回り、神戸の職人からその製法を引き継ぎ、その日の温度や湿度に合わせて微妙な調整を行いながら一層一層丁寧に焼き上げています。

『やさしさ』にこだわりぬいた素材と製法

オーナーの優しさは素材と製法にもみることができます。
幅広い年代の方にも口にしていただきたいと、素材は全て無添加にこだわりました。地元山口県産の卵や全国を探し回りであった愛媛県産純正はちみつなど、心にも体にも優しいバームクーヘンが出来上がっています。

結婚式の引き出物に人気のバームクーヘン(バウムクーヘン)

ドイツ語で「年輪の焼き菓子」を意味するバームクーヘン(バウムクーヘン)は、長寿と繁栄をイメージさせる縁起の良い製菓として、ドイツのみならずヨーロッパ各国にて19世紀以降、伝統的に食されてきました。日本で初めてバームクーヘン(バウムクーヘン)が登場したのは大正時代のころです。以降、幅広い年齢層に浸透したバームクーヘン(バウムクーヘン)は、現在では内祝いや結婚式の引き出物に選ばれる人気ナンバーワンのお菓子として定着することになりました。ではなぜ、バームクーヘン(バウムクーヘン)は結婚式の引き出物として、内祝いの贈り物として、広く受け入れられるようになったのでしょうか?

理由はバームクーヘン(バウムクーヘン)の製法にあります。バームクーヘン(バウムクーヘン)は丸い棒に生地をかけ、直火で均一に回しながら焼いていきます。表面が焼けたら、再び生地をかけて焼きます。これを何回も続けていき、徐々に太くしていき、時間をかけて一本のバームクーヘン(バウムクーヘン)がつくりあげられます。この工程そのものが、これから家族をつくりあげていく新郎新婦お二人の門出にもっとも相応しいとして、支持されているのではないかと思われます。さらに他の製菓と比較して日持ちがする点や、持ち運びに便利だということも、結婚式の引き出物や内祝いに好まれている理由と言えます。

バームクーヘンの歴史

ザルツヴェーデルという小さな村がバームクーヘンの発祥地であり、そこの名物としては有名だけれども、ドイツの何処ででも買えるというわけではないみたいです。
バームクーヘンの歴史は非常に古く、今から約200年程前に誕生し棒に生地をかけ焼き上げる製法は古代ギリシャにまでさかのぼるといわれています。